カンクンのベストシーズンはいつ？目的別の時期も解説！

そんなあなたの疑問にお答えします！

こんにちは。Nico（ニコ)です。

せっかくカンクンへ旅行にいくなら、ベストシーズンに行きたいですよね！

そこで今回は、カンクンのベストシーズンと各月の気温や降水量などの特徴、ベストシーズンにおける注意点も解説します。

カリブ海エリアを得意とする旅行会社で働いていた経験をふまえて、カンクンで快適に過ごせる情報を紹介！

参考にしていただけると嬉しいです。

カンクン旅行の安い時期を知りたい方は、こちらの記事もチェック！

ハネムーナーにオススメのホテルはこちらの記事から。

カンクンのベストシーズンはいつ？ (各月の平均気温・降水量の比較）

カンクンのベストシーズンは、乾季の時期 11月〜4月。

カンクンは大きく２つの季節に分かれており、乾季とよばれる11月〜4月は天候が安定し、過ごしやすい時期になります。

シーズン	特徴
乾季（11月〜4月）	天候が安定し、過ごしやすい時期。
雨季（5月〜10月）	スコールのような短くて凄い量の雨が降りやすい時期。

カンクンの各月の気温を比較してみると、表の通りカンクンの最高気温と最低気温の差は最大でも9℃ほどで年間を通して安定した気温。カンクンで最も低い気温は1月､2月の19℃で深夜や早朝は少し肌寒く感じますが、日中は28℃まで上がるので真冬の時期でも半袖で過ごせて海でも泳ぐことができます。

雨季の時期は気温としては海で泳げますが、雨が降りやすくハリケーンの時期もあるため海に入れない場合があります。

日本とカンクンの気温差については夏の時期は日本とカンクンで気温差があまりないため、体の負担はそれほどないでしょう。逆に冬の時期はカンクンの気温とのギャップに体がついていかないこともあります。

※オススメ度は天候の安定さを基準にした評価。

月別 乾季(11~4月） 雨季(５~10月)	オススメ度	カンクン最高気温(℃)	東京 最高気温(℃)	カンクン最低気温(℃)	東京 最低気温(℃)	海で泳げる
1月	★★★★★	28	18.7	19	-2.4
2月	★★★★★	28	21.9	19	-0.5
3月	★★★★☆	29	23.4	20	2.3
4月	★★★☆☆	30	26.2	22	6.0
5月	★★★☆☆	32	28.9	24	10.9
6月	★★★☆☆	32	31.4	25	15.1
7月	★★★☆☆	32	34.7	25	19.3
8月	★★★☆☆	33	36.8	24	18.4
9月	★★☆☆☆	32	31.7	24	16.8
10月	★★☆☆☆	31	30.1	23	7.9
11月	★★★★☆	29	22.1	21	3.8
12月	★★★★★	28	20.3	20	-2.2

降水量はカンクンのデータがなかった為、カンクンと同じ州にあるチェトゥマルで比較しています。

表をみるとカンクンの降水量は6月と10月の雨量が多いことがわかります。
本格的に雨季にはいるのが6月、また10月はハリケーンの影響と考えられます。

東京も同様に梅雨時期と台風の時期に降水量が多いため、日本の雨が多い時期にカンクンのエリアも雨季になると覚えておくといいでしょう。

月別 乾季(11~4月） 雨季(５~10月)	チェトゥマル降水量(mm)	東京 降水量(mm)
1月	62.7	43.5
2月	34.1	88.5
3月	30.6	173.0
4月	88.7	156.0
5月	115.6	99.5
6月	200.4	168.5
7月	116.7	310.0
8月	166.2	382.5
9月	173.0	124.5
10月	209.6	199.5
11月	106.9	93.0
12月	65.6	116.0

続いて乾季と雨季の特徴をそれぞれ詳しくみていきましょう！

乾季（11月〜4月）

11月〜12月は乾季に突入する季節、気温も湿度も安定していきます。

ベストシーズンといわれる乾季の中でも気候が安定し過ごしやすい季節が1月〜3月。
晴れの日が多く最高気温30℃、最低気温20℃ほどで暑すぎることなく快適に過ごせます。

カンクンの平均的な水温は、乾季は26℃、雨季は29℃。
日本では真冬の時期ですが、カンクンでは冬でも海で泳げます。

ただし雨季に比べると水温が低くカリブ海は基本的に風が強いため、寒さが苦手な人には海で泳ぐと寒いと感じることもあります。

雨季（5月〜10月）

日本の梅雨時期と同様、5月と6月は雨季にちょうど入る季節。
ただ日本の梅雨のようにずーっと雨が何日も降り続いていることはなく、ゲリラ豪雨のように一定時間にザーッと強い雨が降ります。降雨量が多いと道路が冠水し、交通にも影響が出ることもしばしば。
雨はお昼〜午後に降ることが多いので午後の観光ツアーや外出には注意が必要です。

７〜8月は、最高気温が30℃を超え日本と同じ夏真っ盛り！
気温や水温が高くなるのでビーチでの遊泳やマリンアクティビティにはオススメ。
ただし雨季の季節であるため急な豪雨＆雷雨で中断されることも。
また７〜8月はアメリカのバケーション時期でもあるため、旅行代金が高くなりホテルや航空券が取りづらくなります。

そして1番要注意の季節が９月〜10月。
ハリケーンシーズンになるため、この時期の旅行は注意が必要です。

ただしハリケーンの時期は多くの人が旅行を避けるため、旅行代金は安くなるメリットも。
安くカンクンへ行きたい人は穴場な時期です。

目的別のベストシーズンを解説

カンクンに関連する多くの情報サイトではベストシーズンは乾季といわれていますが、旅行者の目的によってベストシーズンは異なります。

そこでカンクン旅行の目的別ベストシーズンをご紹介！
ご自身の目的に合ったベストシーズンで旅行を楽しみましょう。

観光地・アクティビティ	１月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月
遺跡観光
ピンクレイク
シュノーケリング・ダイビング
ジンベイザメシュノーケリング
バショウカジキシュノーケリング
セノーテ

チチェン・イッツア遺跡観光など遺跡めぐり目的のベストシーズン

遺跡観光のベストシーズンは乾季の11月〜4月！

理由は、雨季の時期はとても暑くて長時間の外の観光は危険だから。

カンクンから車で片道 約3時間ほどのところにある【世界遺産 チチェン・イッツア遺跡】は、
内陸に位置しているため雨季の時期は日中の最高気温は35℃以上になり40℃を超えることも珍しくありません。

多くの遺跡は外で日除けもないので、炎天下の中ずーっと観光で外を歩いていると熱中症のリスクも高まります。

特に７月〜８月は日本同様、1日中外にいることは危険なため、遺跡めぐりなど1日外での観光は気温もそれほど高くならない乾季がベストです。

ピンクレイクが目的のベストシーズン

SNSやテレビでも話題になったピンクレイクツアーのベストシーズンは乾季11月〜4月！

カンクンから車で約3時間、ピンク色の湖を見ることができる【ピンクレイク】は人気観光スポットの一つ。
美しいピンクが見られるのは乾季のシーズンです。
雨季でも見ることができますが雨の影響で色が濁ってしまい綺麗なピンク色が見えないことも。

晴れの日が多い乾季であれば、青い空とピンク色のコントラストの絶景が楽しめます！

シュノーケリングやダイビング目的のベストシーズン

シュノーケリングやダイビングのベストシーズンは乾季11月〜4月！

カンクンの平均的な水温は、乾季は26℃、雨季は29℃。
乾季の方が水温が低く透明度は高いのでシュノーケリングやダイビングに適しています。

ただし乾季は水温が低いため、濡れた体で日陰に入ると寒いことも。
寒さが苦手な人は雨季の時期でも十分楽しめるので雨季でもOK!

季節限定のシュノーケリングツアー

カンクンでは、野生のジンベイザメが間近で見れることでも有名！！
ジンベイザメの群れを見ることができるスポットとして、とても珍しいので世界のダイバーに大人気です。

ジンベイザメは毎年6月〜9月にカンクンにくるため、ジンベイザメが目的であれば雨季の季節にいきましょう。

雨季がジンベイザメであれば、乾季ではバショウカジキを１月〜３月に見ることができます。
こちらも貴重な期間限定のシュノーケリングツアーで間近で見ることができるのでオススメです。

神秘の泉 セノーテ目的のベストシーズン

セノーテはオールシーズンOK!

セノーテは水温25℃ほど。
冷たく気持ちの良い水温で海と違い波も無いため、雨季でも楽しめる観光スポットです。

ベストシーズンの注意点とは？

ベストシーズンの乾季は天候が安定し、過ごしやすく観光にもオススメですが下記のようなデメリットもあるのでご注意！

• ベストシーズンは旅行代金が高くなる。
  
• お祭りやイベントで観光客が増えて騒がしくなる。

ベストシーズンは旅行代金が高くなる

ベストシーズンでのデメリットは、旅行代金が高くなることがまず第一に挙げられます。

ベストシーズンの乾季は観光客が多くなるため、航空券やホテルの予約が取りづらく旅行代金も高くなります。

ベストシーズンの中でも特に旅行代金が上がる時期は、クリスマスから年末年始。
ホテルによってミニマムステイ(最低宿泊数◯泊以上)という条件付きになることもあるので予約の際は注意が必要です。

安い時期の旅行代金を知りたいならこちらの記事をチェック！

お祭りやイベントで観光客が増えて騒がしくなる。

天候が安定しているベストシーズンにはお祭りやイベントも多くあり、それを目的に旅行へ行くことも多いかと思います。

カンクンでもお祭りやイベントで多くの観光客が訪れ、人が溢れてとても賑やかになります。
盛り上がっていて楽しい反面、選ぶホテル・エリアによっては人が多すぎることや騒音によってせっかくの旅行で静かに過ごせず残念なことにもなります。

ベストシーズンの中で大きなお祭りやイベントを紹介しますので、ハネムーナーなど大切な人と静かに落ち着いた旅行を楽しみたい人はこれらの時期を避けていただくことをオススメします。

まずベストシーズンに入ってすぐの毎年11月１日・2日に行うメキシコの伝統的な行事【死者の日】

日本のお盆と似ていますが、メキシコではガイコツの仮装をして盛大なパレードや、マリーゴールドで埋め尽くした綺麗な祭壇など楽しいお祭りのような雰囲気です。この時期はメキシコ国内が一斉にお休みとなります。

カンクンは、オアハカやメキシコシティなどの地域と比べて死者の日のイベントを積極的には行っていませんが、この時期に他の都市とのセットでカンクンにくる人が増えます。

続いて3月はアメリカの春休み期間にあたり、スプリング・ブレイカーと呼ばれる学生や家族連れがカンクンを訪れます。

この時期は、繁華街のナイトクラブがイベント満載で盛大に盛り上がりカンクンの街は人が溢れてとても賑やかになりますが選ぶホテルによっては音楽や人の騒音がひどくて夜寝れないというデメリットも出てきます。

そして、同じく3月の春分の日にはカンクンの観光スポット１番人気のチチェン・イッツア遺跡で【ククルカンの降臨】という自然現象を観るために世界中から遺跡ファンがカンクンに滞在しますのでこの時期も観光客が増える時期となります。

オススメのオールインクルーシブホテルはこちらの記事でも紹介しています！

カンクンのベストシーズンよくある質問

カンクンのベストシーズンはいつ？

カンクンのベストシーズンは、乾季の時期 11月〜4月。
乾季は天候が安定し、過ごしやすい時期になります。

カンクンのハリケーンはいつ？

ハリケーンシーズンは、9月〜10月。
観光客の多くがハリケーンシーズンを避けるため、旅行代金は安くなっています。

雨季5月〜10月の季節に楽しめるところはある？

世界でも珍しい野生のジンベイザメに逢えるジンベイザメシュノーケリングは、雨季の6月〜9月です。
また神秘の泉セノーテは、オールシーズンで楽しめるスポットです。

カンクンのベストシーズンでの注意点は？

ベストシーズンの中でも特に注意が必要な時期はクリスマスと年末年始。
アメリカ人観光客が多くなり予約も取りづらく、旅行代金は1年の中で1番高い時期です。
最低宿泊数（ミニマムステイ）を設定しているホテルも多いので年末年始の旅行を計画する際は、日数に注意が必要です。

カンクンでの服装は？

カンクンは25℃〜30℃程で年中暖かい為、基本的には夏服で過ごせます。

乾季11月〜4月は昼間は半袖で過ごせますが、朝晩は冷え込むこととホテル内は冷房が効いているため、Tシャツの上に着るパーカーやカーディガン、薄手のシャツなどの羽織りものは1枚持っていくと安心でしょう。
またホテルによってはドレスコードもある為、高級ホテルやレストランへ行く予定があれば綺麗めな服と靴を1セットもっていきましょう。

ドレスコードについては以下の記事で詳しく説明しています。

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まとめ

今回はカンクンのベストシーズンを紹介しました。

ベストシーズンでカンクン旅行を思いっきり楽しみましょう。

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